ハゲ!薄毛!もうみんなの言葉に悩まされたくない…!そんなときはプロペシア!でもプロペシアって、本当に効果はあるの?副作用は怖くない?そんな悩みを一挙解決ししちゃいます!

男性に発生するプロペシアの副作用

プロペシア

飲む育毛剤とも呼ばれているプロペシアは、男性の薄毛の大部分を占めているAGA(男性ホルモン型脱毛症)という症状の進行を防ぐ内服薬です。
1990年代にアメリカで考案された抗アンドロゲン薬で、AGAの原因物質DHT(Dihydrotestosterone)の生産に関与しているII型5α-reductaseという還元酵素の活性を阻害します。
これにより、DHTの生産量が減少するので、薄毛の進行が止まるという結果に繋がります。

ちなみに、プロペシアは2005年に厚生労働省から承認される際に、1年間かけて臨床試験が実施されています。
それによると、被験者の58パーセントに軽度改善以上、98パーセントに不変以上の効果が確認されています。
なお、これに引き続き行われた比ランダム化比較試験によると、軽度改善以上の割合は2年経過時点で68パーセントに、3年経過時点では78パーセントに増加しています。
つまり、長期的に利用するほど効果があらわれる確率が高くなるということです。

一方、1年間かけて行った臨床試験では、勃起不全や射精障害、精子量の減少、性欲減退などの副作用も確認されています。
これは、プロペシアが生産量を抑制するDHTは、男性性器の発育など性機能に関与しているからです。
このために、男性性器の発育が十分でない状態で使用すると顕著な副作用に見舞われる危険があるので、国内の医療機関ではプロペシアを未成年者に処方することはありません。

ちなみに、勃起不全や射精障害、精子量の減少、性欲減退などの副作用が発症する頻度は、1日1mg服用で2.9パーセントとプラセボ群との有意な差は認められなかったために、それほど深刻に考えなくても良さそうです。
また、勃起不全・射精障害・精子量の減少・性欲減退などの男性の性機能に関する問題以外の副作用としては、肝機能障害が報告されています。
このような場合は観察を十分に行い、異常が生じた場合は服用を中止するなどの適切な対応が必要です。

プロペシアの副作用は精子に移行して女性に影響する?

プロペシアは、男性のAGAに特化した治療薬で、これ以外の薄毛に対しては何の効果もありません。
これは、毛根や髪の毛に対して直接作用するわけではないからです。
また、AGAであっても女性に対しては処方されることはありません。
何故なら、海外で実施された良質なランダム化比較試験により、無効であることが確認されているからです。

また、プロペシアによるDHTの生産を阻害するという作用は、お腹の中にいる胎児や母乳を摂取する乳児にも影響を及ぼすので、妊娠中や授乳中の女性の服用は禁止されています。
さらに、経皮吸収する可能性もあるので、プロペシアの場合はコーティングがしっかりしているので問題はありませんが、海外ジェネリックを使用していてこれらの人と生活を共にしている場合は厳重な管理が必要となります。

なお、このようなプロペシアの副作用は、一部で言われているように精子に移行して女性に悪影響を及ぼすということはありません。
このために、妊娠中の女性や授乳中の女性と生活を共にしている場合でも服用すること自体を禁止されているわけではありません。
さらに、プロペシアを服用した後の性行為に関しても同様で、特に禁忌とはされていません。

ちなみに、勃起不全や射精障害、精子量の減少、性欲減退などの副作用が生じた場合は、肝機能障害の場合と同様にしばらくの間観察するのが適当です。
おそらく、プロペシアの服用後の勃起不全や射精障害、精子量の減少、性欲減退などの原因は精神的な思い込みによるものであり、日にちが経過するごとに改善されることが推測されます。
このうえで状況が改善しない場合は、処方された先の医師の指示に従うということが適切な対処法と言えます。