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AGAの年代別に見る発症率

男性の薄毛の大部分は、M字ハゲやO字ハゲなどと呼ばれているように、生え際から頭頂部にかけての範囲に集中して発症します。
これは、この部分の毛根内部に存在しているII型5α-reductaseという還元酵素が、男性ホルモンのテストステロンを変換することで作り出されるDHTという物質の作用によるものです。

具体的には、トランスフォーミング増殖因子という脱毛因子を誘導することにより、ヘアサイクルにおける成長期の状態を退行期や休止期に移行させるという内容で、通常であれば3年~5年程度は続く髪の毛の成長が、半年~1年程度にまで短縮されることになります。
これにより、太く長く成長することが出来なくなるので、軟毛化と呼ばれる状態が進行します。

このDHTが原因の薄毛は、男性ホルモン型脱毛症という意味のAGAと呼ばれています。
遺伝的な要因が発症に関与しており、特にX染色体上にある男性ホルモン受容体遺伝子の遺伝的多型が決め手となると推測されています。
この遺伝子を受け継いでいると毛乳頭細胞内の男性ホルモン受容体のDHTに対する感受性が高くなるので、脱毛因子の分量が多くなってしまいます。

なお、日本人男性におけるAGAの発症率は、約3割程度と考えられています。
この3割という数字は、半数近くに達する欧米人と比較すると少なめですが、それだけに目立ってしまうことになります。
また、欧米人の場合は地肌と髪の毛の色が近いので薄毛は目立ちませんが、日本人の場合はそうもいきません。
このために、現在でも薄毛は個性として認識されておらず、ネガティブなイメージが持たれがちです。

特に年代別でいうと、10代や20代など早い段階で発症した場合には顕著です。
全体で3割以上が薄毛になっている40代以降とは違い、周囲にはほとんどいないために、必要以上に目立ってしまいます。
このような人達は若ハゲと呼ばれており、精神的に大きなダメージを受けてしまうケースも少なくはありません。

なお、現在では医療機関でもAGA対策が行われており、進行を止めることが可能となっていますが、20代未満の若ハゲの場合は30代や40代とは違う扱いを受けています。
つまり、年代別で違う対策が必要ということです。

20代までと30代以降のAGA対策は異なる

AGAの進行を防止する内服薬の作用機序は、II型5α還元酵素の活性を阻害してDHTの生産量を抑制するというものです。
これにより、狂わされていたヘアサイクルが正常化するので、髪の毛は再び数年間かけて成長するようになります。

一方、DHTは男性性器の発育に関与するなどの役割も担っているので、プロペシアを服用するとこちらも抑制されてしまいます。
このために、性器の発育が阻害される危険があるので、10代の服用は禁止されています。
また、20代であっても奥手のタイプの人は、悪影響が及ぶ危険があります。

ちなみに、AGAの年代別の発症率は、20代が1割、30代が2割、40代が3割、50代以降は4割強という内訳で、トータルで3割程度となります。
このように年代別で発症率に違いがあるのは、AGAが老化現象の一種であることを示しています。
これは、テストステロンの分泌量の低下によりDHTの影響力が強まるためと推測されています。

このように年代別に発症率が違うAGAに対しては、30代や40代はプロペシアの服用ということで問題はありませんが、20代前半未満の若ハゲと呼ばれているようなタイプの場合は違うアプローチの方が適当というケースもあります。
これは、副作用が発生する危険があるからです。

なお、欧米人の場合は18歳以上であればプロペシアの服用を許可している国や地域もあります。
これは、欧米人の方が日本人よりも発育が早いからという理由ではなく、18歳以上を対象とした臨床試験で安全性が確認されているためです。
日本では、プロペシアの服用臨床試験は成人を対象としたものしか行っていないので、欧米人の様な若ハゲ対策を講じることはできません。

それでは、若ハゲに対してどの様に対処すれば良いかというと、プロペシア以外の方法でDHTにアプローチするという方法が適当です。
具体的には、ノコギリヤシや亜鉛、ナツシロギクなどの方法があります。
これらでは、根本的な対策にはなりませんが、発症率を低めるという程度の効果は期待できます。
本格的に薄毛対策を行うのは20代の後半以降で、30代、40代と続けていくというのが現在の主流です。